日本三大稲荷に数えられる茨城県笠間市の笠間稲荷神社

斎 行 日 時 間  祭 典 名
10月 4日 午後4時30分  中秋祭
17日 午前8時  神嘗奉祝祭
21日〜
11月26日
午前8時  菊祭開催奉告祭
午前9時30分  菊祭開場式
23日 午後1時  尚歯祭
24日 午前11時  講社大祭


笠間稲荷神社の境内に祀られています月読神社(御祭神 月読尊(つきよみのみこと))のお祭である「中秋祭」が旧暦8月15日(新暦10月4日)に斎行されます。
 中秋の名月は十五夜と呼ばれ、古来、観月の好時節とされ、昔は月下に酒宴を張り、詩歌を詠じ、すすきを飾り、団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、神酒を供えて月をながめて楽しみました。
 「中秋」とは旧8月を言い、旧暦では7・8・9月を秋とし、各々を初秋、中秋、晩秋と呼んだのに由来します。そして中秋15日の満月の日を特に中秋節といいました。
 中秋の名月を鑑賞する風俗は、平安時代、中国より伝わり貴族の間に取り入れられ、しだいに武士や町民へと広まっていきました。農民の間では農耕行事と結びついて、収穫の感謝祭としての意味を持っていました。中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれますが、このことは里芋など芋類の収穫儀礼であった事に由来しています。
 こうして庶民の間で、年中行事として長く伝承されてきました。


笠間稲荷の菊まつりは日本で最も古い菊の祭典で、明治41年(1908年)に先々代宮司の塙嘉一郎が、日露戦争によって荒廃した人々の心をなごめようと、神社に農園部を開園して始めたものです。長い歴史を重ねて、今年で第110回となります。
 今や茨城県の秋を代表する催事である今回の菊まつりは、一世紀にわたる歴史と功績を顕彰するとともに、市民が参加して創りあげる一大催事に発展拡大させながら、神社・官・民が一体となって永続的な菊まつりを実施していくことを目的とし、第100回から「笠間の菊まつり」と改称しました。
 境内各所には立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、盆栽菊など約八千鉢の菊花がところ狭しと展示され、芳しい香りとともに色とりどりの花がご参拝の方々の目を楽しませ、心をなごませています。
 今年の秋も是非笠間に足をお運び下さるようお願い致します。



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尚歯祭(しょうしさい)は、大正5年に始まり、今年で102回目を迎えます。「尚」は尊ぶ、「歯」は年齢の意味ですから、尚歯とは高齢者を敬い尊び、長寿をことほぎ慰安することです。
 尚歯祭の起こりは大正天皇の御即位大典にあたって、全国の高齢者が恩賜の光栄に浴した事により、尊長的な精神を養う事を目的として始められた事によります。
 旧笠間市在住の75才以上の方々をお招きし、御神前に於いて長寿・健康・幸福の祈願祭を斎行し、祭典終了後宮司より家庭や社会へ尽くされた労へのねぎらいの言葉があり、次いで神社総代、敬神婦人会会員の案内により、観菊します。