水郷・筑波国定公園に散在する8つの社寺からなる七福神の霊場会で、「日本で一番長い巡路を持つ七福神詣」の霊場です。この七福神のそれぞれの功徳をいただけばすべての福徳が授かります。
名峰筑波山を背景に、霞ケ浦を一望に眺められる風光明媚の地に建つ眞延寺。 古来よりこの地は億萬山と称され、多くの人々に親しまれてきました。 眞延寺に祭られている七福神尊像(7体の御本像)はいづれも金無垢で、その御尊像の一体には「永正元年正月元旦 後藤祐乘作之」の銘が刻まれています。 室町時代の時の将軍義政公は、敬神崇祖の念が殊のほか厚く、多くの庶民とともに七福信仰を世に広めたと伝えられていますが、名金工の誉れ高かった後藤祐乘翁は、この足利将軍家に召され数々の名品を創出しました。 眞延寺の七福神像は、この翁の作で歴史的にも貴重な価値のある国宝級の文化財といえます。 ●住所:茨城県土浦市西真鍋4-43 ●TEL :0298-22-4462 |